2015年1月17日土曜日

ブラジル旅行 リオ・デ・ジャネイロ第5日目(1月8日)

最後の日なので、コパカバーナでお買い物。その前に、女房に見せておきたかったグローリア教会へ。グローリア駅まで二駅15分ほど歩き、歩道に口を開けている駅を通り過ぎて、道沿いに右回りに海の方へ下って行くと、100mほど行ったところに、小さい登山電車の乗り場がある。
下から見上げた、グローリア教会。昔は、バベルの塔のように階段で登ったらしいが、今は閉鎖されている。
エレベーターのような無料の登山電車。
1739年の創建され、1808年の王室の到来と共に、庇護を受けた。上から見ると八角形の形をしている。
Igreja de Nossa Senhora da Glória do Outeiro
ポルトガル風の青いタイル(Azulejo)が美しい。
教会のある丘からグローリア駅の方へ降りて行くところ。正面にコルコバードのキリスト像が見える。
グローリア駅から地下鉄に乗り、カルデアウ・アルコヴェルジ駅で降りる。駅からコパカバーナ海岸に向かって10分ほどのところにある、ボサ・ノヴァ&コンパーニアでブラジル音楽のCDを買おうとして問題発生。カードが使えないと言うのだ。何か問題があってカード会社が止めた可能性もあると店の人が言うので、一旦ホテルに帰り、iPadで調べると、カード会社にコレクトコールで電話出来るのが分かり、フロントに行って繋いで貰う。心配した通り、ペルーで使用されており、不正使用の可能性があったので止めたそうだ。そのカードはもう使えないので、ハサミを入れて破棄。予備の別のカードをもう二枚持って来ていたので、それを使うことにし、再度カルデアウ・アルコヴェルジ駅で降りて、買い物を続けた。
リオで最後の夕食は、ラルゴ・ド・マシャード駅からフラメンゴ駅の方へ歩いて5分ほど行ったところにあるバー・デヴァッサで。デヴァッサと言うのはビールの銘柄で、2011年にキリンビールが販売元のスキンカリオール社を買収し、今はブラジル・キリンと言う名前になっている。
有名なカイピリーニャのウォッカ版、カイピロスカ。カイピリーニャはくし形に切ったライムを小さいすりこぎ棒で押し潰し、砂糖、カシャッサ(サトウキビから作る蒸留酒)と氷を加えたものだが、僕はカシャッサを飲むと胃をやられるので、ウォッカにし、甘味付けは砂糖ではなくて人口甘味料でしている。
イカ、サーモン、エビとライムの炒めもの。

コルコバードの丘に夕日が沈む。

ブラジル旅行 リオ・デ・ジャネイロ第4日目(1月7日)

ホテルの窓からコルコバードの丘が見える。朝な夕なに眺めて行くチャンスを伺っていたのだが、晴れた日でも何故か丘の頂上だけは雲がかかっていた。iPadの天気予報で7日には天気が良くなると出ていたが、確かにこの朝は雲一つない良い天気。Lonely Planetには、「週末を避け、曇りの日でも兎に角早く行くこと」と書いてあったので、こりゃあ早く行かねば。
Cristo Redentor
ラルゴ・ド・マシャードの駅前から380番Cosme Velho行きのバスに乗り、登山電車の駅に着いたのが8時半ごろ。最初に来た時は乗り越してしまったのだが、今回は「コルコバード」と運転手が怒鳴ってくれた。終点のCosme Velhoは100mくらい先なので、乗り越しても歩いて戻れる。
駅前にはもう沢山の人が並んでいる。電車町の列かと思い、窓口で切符を買おうとしたら、並べと注意された。人のやり取りを聞いていると60才以上の年寄り、身障者や妊婦用の優先窓口があるのが分かり、そこに並んだが、半額割引はブラジル人だけと言うことでしてくれなかった。まあ、並ばなくて住んだから良しとしよう。
クラッシックなラック・アンド・ピニオン式の登山電車に乗ること約20分、終点に着いた。ここから頂上までは、エレベーターもあるが、階段を登る。
少し霞がかかっていたが、まあ、最高のコンディション。
ホドリゴ・フレイタス湖。その向こうはイパネマ海岸。右端の緑は競馬場。
Lagoa Rodrigo de Freitas
ポン・デ・アスーカルとグアナバラ湾。小さい島が点在して、素晴らしい眺めだ。
終点の駅で、電車を待つ。
Trem do Corcovado
Cosme Velhoのバスターミナルのすぐ近くにある、薬剤師の広場。昔、ロイヤル・ファミリーとも親交のあった金持ちの薬剤師が住んでいたとか。修復して、カフェや土産物屋を入れれば、良い観光名所になるのに(計画はあるらしいが)。
Largo do Boticário
バスターミナルから384番のバスに乗ってラルゴ・ド・マシャードの駅まで帰ろうとしたのだが、行きとは違うルートをドンドン行ってしまう(そう言えばVá de Ônibusと言うバス・サイトに「循環」と書いてあった^^;)。幸いなことに、途中昨晩行ったイタメシ屋の横を通ったので、現在位置が分かり、駅から5分ぐらいの通ったことのあるロータリーで降りることが出来た。
ラルゴ・ド・マシャード駅から地下鉄に乗り、シネラーンジア駅で降りて、国立歴史博物館に行く。始め、Lonely Planetの地図を頼りに行ったのだが、標識が出ていたので、串にさしたパイナップルを買ったりして余裕でそれに従って行くと、途中で歴史博物館の表示がなくなってしまったので、そこからは人に聞きながら行く。入口はサントス・デュモン空港のすぐ隣り、海の近くにあった。
Museu Histórico Nacional



上の絵は、最後の日に行った丘の上にあるグローリア教会。

おう、これは知ってるぞ。イーリャ・フィスカウのお城に飾ってあった、最後の舞踏会の絵の原画だ(壁面一杯の大きさ)。
歴史博物館の入口付近。中にレストランもある。
イーリャ・フィスカウからも見えた灯台のような建物。Lonely Planetで調べたら、有名なシーフード・レストランだった。
AlbaMar
歴史博物館の前を海沿いに左に行くと、狙い通り対岸のニトロイ市に行く船着場に着いた。海からの眺めが良いと言うので、往復して見ることに。
ニトロイ市側の船着場のすぐ近くにあるショッピング・センター。中央の建物もその左側の赤い屋根の建物もショッピング・センター。
赤い屋根のショッピング・センター内部。
ジュース・スタンドでアサイーを注文する。トッピングと甘いタレを指定する。
船着場を出て、左へ左へと歩いて15分ほど行ったところにある魚市場。
二階はレストランになっていて、山盛りの魚やエビを揚げたものを食べていた。

リオ側の船着場で見かけた、イパネマ号と言う名の船。
カリオカ広場から見上げたサン・アントーニオ修道院。
サアラ・マーケットの近くにある幻想図書館。ポルトガル王室図書館とでも訳すのでしょうか。それほど広くないが、映画に出てきそうな重厚な雰囲気。
Real Gabinete Português de Leitura

一旦ホテルに帰り、18時半に予約を入れてあった、シュハスカリア(シュラスコ屋)のポルカン・リオへ海沿いを歩いて行く。
Porcão Rios
窓から、対岸のポン・デ・アスーカルが眺められる。
シュラスコのほかにも、冷たいものや温かいものなど種類が沢山あり、とても食べきれない。さすが高級店だけあって、料理の品質も良い。
チーズの左にあるのはラッキョウそっくりのセボリーニャ、小玉ねぎ。
復路も歩いて帰る。暮れ行くボタフォーゴ海岸。


ブラジル旅行 リオ・デ・ジャネイロ第3日目(1月6日)

朝一で地下鉄トリアージェン駅から歩いて10分ほどのところにあるリオ・デ・ジャネイロ市立市場のCADEGへ行く。セントラル駅で1号線と2号線が分かれるので、2号線終点のPavuna行きに乗らなければならない。トリアージェン駅はマラナカナン駅の次なので、車窓から世界最大級のサッカー競技場であるマラナカナン・スタジアムが見れた。
CADEGはCentro de Abastecimento do Estado da Guanabara(グアナバラ州供給センター)の略で、昔1960~1975年に今のリオ市の場所にグアナバラ州と言う小さい州があったそうな。リオにサン・パウロの市立市場のような場所はないのかと探していたところ、Lonely Planetに載っていたので行って見たのだが、市場があるのは3階で、広いことは広いのだが、売っている果物も地場のものばかりで、活気がなかったかな。ランチを食べに行くのが良いと書いてあったから、時間が悪かったのも知れない。
CADEG
トリアージェンの駅前。この付近は地下鉄とSuperviaと言う地上線が並行して走っていて、線路を跨ぐために道が高架になっている。
Estação de Triagem
旧大聖堂の近くにある、19世紀には皇室に仕えた老舗の化粧品メーカーのグラナード。高くて何も買わなかったけど、店内はきれいなので、見る価値はあるかも。
Granado

TRAVESSA DO COMÉRCIOと言う路地に続くアーチ型のトンネル。昔は二つの建物を結ぶ陸橋の一部だったそうだ。
Arco de Teles
元々は1743年に州知事の住居として建てられたものだが、その後皇帝ドン・ジョアンとその家族の住居となった。
Paço Imperial
パッソ・インペリアルの隣りにあるチラデンテス宮殿。
Palácio Tiradentes
建物を入ると受付があり、あと5分でガイド付きツアーが始まると言うので待つことにした。
きれいなお姉さんが平易なポルトガル語で案内してくれました。
当時、コーヒーは重要な輸出品であったので、装飾のモチーフに使わているそうだ。
扉を開けると劇場のような広い議事堂で、昔は国の立法議会が置かれていたが、今は州の立法議会が置かれている。
昨日行ったサン・アントーニオ修道院の隣りにあるサン・フランシスコ・ダ・ペニテーンシア教会。今日はご開帳とあって、エレベーターも二回待ちだった。金ピカで豪華絢爛な内装で必見。
Igreja São Francisco da Penitência


昨日飲んだワインを買いに再びコロンボ菓子店に行き、L.A. JOVEM SAUVIGNON BLANCとGEWURZTRAMINERのセットを買った。
ワインを置きにラルゴ・ド・マシャードに戻り、Galleria Condor内にあるSírio Libanezaでアラブ料理のKibeとEsfihaを食べる。マナウス時代後期にKibeにはまり、日曜の昼食代わりに食べたりしていたので、もう一度食べたかったのだ。Esfihaは始めてだったが、事前にお金を払わなければならないので、食べているおばさんに聞くと「エスフィーハ、とても美味しい」と教えてくれた。
Kibe e Esfiha
(Sírio Libaneza)
ホテルにワインを置いてから、地下鉄に乗ってボタフォーゴ駅で降り、そこからバスでポン・デ・アスーカルのケーブルカー乗り場まで行く。ホームページ(http://www.bondinho.com.br/)で確認した時に、老人割引があったなと思い出したけど、身分証明書を忘れてしまった。でも、パスポートのコピーを持っていたので、それを見せたら半額の31レアルにしてくれた。まず第1ロープウェイで海抜220mのウルカの丘へ。
Pão de Açucar
更に、第2ロープウェイに乗って海抜396mのポン・デ・アスーカルの頂上に向かう。
正面奥にコルコバードの丘のキリスト像が見える。
手前は小さなウルカ海岸。
Praia da Urca
サン・ジョアン要塞。

Fortaleza de São João

手前のヴェルメーリャ海岸(Red Beach)の向こうに白い円弧を描いているのはコパカバーナ海岸。
Praia de Copacabana
Praia Vermelha
ヴェルメーリャ海岸からポン・デ・アスーカルを望む。
Praia Vermelha
夕方まで時間があるので、一旦ホテルに帰り、歩いて10分位のところにある打楽器店Maracatu Brasilに土産物を買いに行く。上二つがその店で買ったリズム楽器。もう一つは最後の日にコパカバーナのBossa Nova & Companhiaで購入。
夕方、夜市を見るためにカンタガーロ駅で降りて、コパカバーナ海岸へ。
Praia de Copacabana
有名な波模様のコパカバーナ海岸の歩道。

夜は昼に行った打楽器店近くのイタメシ屋Luigi'sに行く。
Luigi's